日常生活の中で、人間関係にストレスを抱えやすいかも、という場合。
というか、悩み・ストレスのほとんどは人間関係です。
恋愛も、夫婦関係も、親子関係も、家族関係も、職場・仕事上の人間関係も。(これは心理学勉強してると習います)
ここに、悩み・問題・ストレス、あるいは、変えたい、という思いがあるということは、人との関係ということなので、人間関係です。
たとえば、恋愛とかだと「まわりの人はみんないい人なんだけど、好きになれるような人がいない(いい出会いがない)」という場合は、「今、わたしのまわりには、わたしとの恋愛関係に相応しい人がいない、ぶっちゃけみんなサンカク」ということで(笑)これも、ある意味、人間関係(関係性)ということになります。(わたしにもこういう思考の経験があった気がする笑)
もちろん「パートナーはいないけど、それが全然気になってなくて、超満たされて、毎日最高!全員ラブ!」みたいな、感じは問題になってない、ということだし、ハッピーでいいと思います。
さて、形はさまざまだと思いますが、人との関係が、なんだかギスギス・モヤモヤ等、ストレスになりやすいかも、という場合。
「言えない」ということが、あるかどうか、内観してみます(ただ振り返ってみる感じ)。
「言えない」というのは、これは、よーく見ると、他責(外側の誰か、何かのせいで「言えない」)になってます。
これが、多いかもという場合は、子供の頃(家庭環境)を振り返ってみてください。
おそらく、「自分の素直な気持ち、正直な気持ち、本音、感じたことを、言えない」という経験があったと思います。
これは、さみしい、かなしい、経験になって、これが依存という関係性・被害者加害者の関係性のコミュニケーションの原型なので、これを繰り返すことになります。
人間関係(さまざまな種類のです)では、とくに、マウント・嫉妬・優劣などが、現れやすいです。する方でも、される方でも、同じことです。
「これ」というのを、わたしの感覚で書くと「コミュニケーションにおける、エネルギーのまわし方」みたいな感覚です。
この「型」が、無意識のまま(あるいは同一化によって巧妙に隠している状態)になってる場合では、
「自分の素直な正直な本音」を自分で見つめることが、とても苦手だったり、することがあって、だから心の中も、言動も、コミュニケーションも、不一致が多い、という感じになります。
(それがいい悪いの話じゃなくて、心の動き的にそうなる、という感じで、これを見つけることができるから、一致できていくという話です)
これは恋愛やパートナーとの関係にそのまま反映されるということはあります。
もちろん、恋愛やパートナーや人間関係に限らず、色々な面で「なんでこんなことになるの(自分が被害者になる感じの現象)」を引き寄せます。
そういった、ちょっとしんどい事件、いや、結構しんどい事件を引き寄せてるのが、これだったりします。
心が自立できている場合は「外側の誰かや状況などのせいで言えない」じゃなくて「わたしは言わない(自分で言わないという選択をした)」ですね。
最近のわたしのはなし。
ここ数年のたまに出てくる「言えない」は、自分で「愛を、奇跡を、おそれていて、言えないとなってる」というのを、わかっています。
だから、その「なんかこわい」が働いたときは、
内観してみて、
そのおそれが、無(恐怖おばけですね)ということを確認して、
行動する(愛しかないことを確かめるために)ようにしています。
わたしの場合は、親子関係などもあるのでしょうが、どちらかというと、人と関わることがとても少なかったという経験も関係しているような気がします。
さみしさを抱えたまま、それを埋めようとして行動しても、さみしいという結果を受け取ることになりますが、
自分の内側を見つめて、自分の本音・気持ち・感じたことに、OKを出して、愛に戻して、
「〇〇と言われた、そして、わたしはこう思った」と、ただ、自分が自分の声を聞いていくうちに、
そして、なんかこわいみたいなときは(「こわい」は愛をおそれているだけ)は、愛を見にいく・体験しにいくことで、
それだけでも、「内側に原因」ということになります(心の自立)。
内側に原因、というのは、内側に愛が、確信が、あることを、受け入れているということでもありますし、
過去からも、しがらみからも、繰り返される呪縛からも、自由、自由になっていってる、ということでもあります。
なので、
- 「言えない」を「言わない」にする
- 「〇〇と言われた、そして、わたしはこう思った」
- なんかこわいみたいなときは、内観して、おそれをよくみて、行動してみる
だけでも(というか1だけでも)エネルギーのまわり方が変わってきます。※内側が外側に映し出されている、引き寄せの法則を思い出してください
セッションを振り返ると、その自由度というか、可能性というか、そういうのが、ほんとうに、限界がないんだな、と、クライアントさんが教えてくれる、そんな感じがします。