浄化〜心と行動

前の記事に、

その前に、このブログにおいての「浄化」の定義をはっきりさせておきたいと思います。

このブログにおいての浄化は、主に、

物質的・肉体的なもの(分子、原子、素粒子、電子、波動、波長、量子、エネルギー等々も含めます)などの外側を指しているのではなくて、

想念(=内側)のことについて言っています。

想念、考え、感情、思考、価値判断、思い込み、信念、観念、思考パターン・・・

「ネガティブ」だけでなく「裏にネガティブをくっつけているポジティブ」や「裏に制限や呪縛や支配を隠し持った優しさ」なども含まれます。ここが意外と、自分ひとりでは気づきにくいところです。

(略)

極端な話、「想念の浄化」を抜きにして、「物質的・肉体的な浄化」だけをしていても、そりゃ、そうなると思います。

と書きました。

このことについて、もうちょっと書きたいと思います。

まず、心、心の向け方がすべてです。

この心の選択、決断は、表面的な意識ではなく、潜在意識というか、心の深い部分での選択ですので、内観が大切です。

内観することによって、無意識的な心の奥の選択が意識的にできるようになってきます。

 

 

そして、この心での選択は、そのままこの外側の世界・物質・関係性・状況などに反映されています。

(例えばの話、心で愛を選んでいたら、本人が「心で愛を選んだ」などとわざわざ思わなくても、そんなこと知らなくても、それは反映されています)

心での選択は、自然と、行動、言動に現れます。現れずにはいられなくなります。

内側にある愛は、必ず、体験、形を通ります。

 

 

大事なのは、心が先というか、心がすべて、ということです。

これは「外側のことを蔑ろにしていい、外側のことなんてどうでもいい」ということとは全く異なります。

むしろ、逆で、内側で、自分自身と、愛と、一致していけばいくほど、

外側、この世界の様々なことに「愛をみる、光をみる」というようになります。

自然と、慈しみの気持ちが深まっていくと思います。

 

 

よくあるのは、自分と向き合うようになると、

・部屋の掃除をしたくなった

・冷蔵庫の掃除をしたくなった

・模様替えしたくなった

・(普段旅行に行かない人、インドア派の人が)旅行に行きたくなった

などです。

あとは、

・ヨガを習いはじめた

・〇〇治療(ボディケア系です)に通うようになった

というようなことも聞きます。

 

 

「これをするといい」ということを言いたいのではなくて、自然と行動を変えたくなる、変わる人、あるいは、その時の自分にあった情報、ガイダンスを受け取ることは、よくあること、ということを言いたいのです。

 

 

自分と一致していくようになると、無意識レベル、潜在意識レベルでも自然と変換が起きていて、

それをこの世界にも反映する・・・例えば「空間のエネルギー、波動を整えたくなる」「身体のケアで、治療した方が自分にとってよさそうな場合は、ぴったりな何かに導かれる」ようになります。

こういうのは、大事にした方がいい、こういう自分の感覚には従った方がいいと思っています。

 

 

けれども、忘れないようにしたいのは、

〇〇したら、幸せになる

〇〇しなかったら、波動が下がる

ということになってくると、外側の条件付きの思考、ということです。

 

 

ここでは、「部屋の掃除」で例えてみます。

例えば、あるとき、本か何かで「ガラクタを捨てて部屋を綺麗にすると運気が上がる」的なものを読んで、やってみよう!と思うとします。

※この時点で「やってみよう!」と思って、行動に移せるなら、その時点ですでに、心の準備ができていた、ということもできます。

それで、ものを整理整頓していくうちに、自分の思考癖やブロックに気づいたり、

部屋や物に対する慈しみや感謝の気持ちが出てきたり、

拭き掃除をしている中で「これは瞑想のようである」という気づきを得たり、することもあります。

これを続けていくうちに、心に余裕が出てくる、ということもあるかもしれません。

このように、行動しながら、自然と、心と向き合う、ということもあるのです。

 

 

けれども、ここで、

・「ガラクタを捨てて部屋を綺麗にしていなければ運気が下がる、そうしなければならない」

・「ガラクタを捨てて、部屋を綺麗にしておきさえすればいい(自分の心は無視)」

となってくると、これはエゴの見方、ということになってきて、

エゴは「掃除、整理整頓」を使って、自分や他者を厳しくジャッジする、コントロールする、条件付けし始める、ということをしはじめます。

そして、自分の内側・心を見ないようにします。

それで「部屋、整理整頓を大事にしすぎて、家族と喧嘩になる」ということが起きるようであれば、もう、完全に逆行していますので、立ち止まった方がいいサインですよね。自分との関係性が、誰かとの関係性に反映されます。

 

 

こういったことは、掃除だけでなく、

スピリチュアルでも、「波動、波長、エネルギー」ということであろうと、なんであろうと、頻繁に起こりうることなのです。

確かに「波動、エネルギー、量子的な・・・」という最小単位のところは、飛躍的、ピンポイント的な変容につながります。

けれども、例えば「高い=いい波動、低い=悪い波動、悪い波動を警戒・恐れ」みたいに、ジャッジメントやおそれや攻撃の道具になってる場合は、高い波動も下がります。

いつだって、思い出したいのは、心、愛です。

本当の自分自身というのは、愛そのもの、豊かさそのもの、なのです。

すべての力は神の愛からのものです。

 

 

なので、大事なのは、自分の心と向き合うこと、自分の心と調和すること、内側にある愛とつながることが、何よりも大切、ということです。

 

 

掃除でいうと。

逆に、自分や他人への攻撃的な思い、自責と他責があると(自責と他責は同時です)、部屋を片付けられなくなったり、掃除できなくなる、ということは、非常によくあることです。

けれども、このような場合でも、愛に戻ると、自然と片付けたくなります。綺麗にしたくなります。なので、仮に今、部屋が汚くても、安心していて大丈夫(笑)

 

 

ちょっと気分が重たいときに、

ふと「片付けしてみようかな」と思い立って、部屋を片付けているうちに、心まで軽くなってくる、とか。

なんだか、退屈なときに、

ふと「お花を飾ってみようかな」と思い立って、お花を買ってきてお部屋に飾ってみると、心がぱぁっと明るくなったり。

ふと「海を見に行ってみよう」と思い立って、海の方まで行ってみると、感じたり、することもあります。

心も、行動も、どちらも大切なのですが、心の豊かさこそ、すべて、ということを、忘れないようにしたいものです。

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