Class全体が「共通した認識、理解を持つこと」「目的、意見が一致していること」は、
奇跡の体験を受け取ること、解放、癒しの深さに大きく関係しています。
わたし自身も常に大切にしていますが、クラスにご参加の方も心を合わせていただくことで、本当に素晴らしい真のヒーリング、奇跡、見事なシンクロが起きています。
共通して認識したいことについて、まとめてみましたので、クラス参加の方は目を通していただけますと幸いです。
◉思考をひっくり返していく→奇跡というひっくり返しの体験を受け取る
「思考をひっくり返す」というのは、
「外側が先、内側があと（外側に原因があって、その結果としての心の状態、反応）」という認識から、
「内側が原因、内側を外側に映し見ていた（鏡の法則）」という認識をしていく、ということです。
これは決して「自分が悪い（間違い＝悪いではありません）」という話ではありません。
この出来事が起きたこと、このような状況であることに、「自分に責任がある」のではなくて、
外側の出来事や人やなにか、過去や未来に対して「どのようにみるか？」というところに責任がある、つまり、選ぶことができ、
このことを受け入れたいという意欲、思い出す意欲があれば、それは今すぐに別の選択をする決断をすることができる、ということです。
これは、頭で「違った物事で見る訓練」ではありません。ご自分の心の奥の決断の話であり、奇跡の話です。
このように書くと、たとえば「この状況でも満足できるようになるという話ですか？（不安、恐れ、がっかり）」という感じのご質問をいただくことがありますが、
確かに、満たされた心にはなると思いますが、
このとき体験として受け取るものに相応しい言葉としては
「奇跡」「真の癒し」「鮮やかな解放」「妥協、犠牲、諦めなどが一切ない、一点の曇りもない完璧な幸せ」
などです。
◉信頼する練習
「こんなこと言ったらどう思われるか？」「こんなこと言ったら恥ずかしい（恥は罪悪感の他の現れ方）」と習慣的に・反応的に思ってしまうという方もいらっしゃいますが、
これは「相手から裁きの目で見られるのではないか？ジャッジされるのではないか？」というおそれが隠れていることがあります。
「相手から裁かれる（相手を裁く人と見る）」心の習慣から、「愛で受け止めてもらえる」「愛で受け止めてもらえた」ということを、毎回意識的に受け取っていく練習をします。
同時に、相手のお話も「まっさらな心で聴く」ということを練習していきます。自分がそうであるとき、相手もきっとそうだろう、と無意識的に思うというのが鏡の法則です。
自分が「まっさらな心、愛のまなざし、信頼の心で聴く」という練習をすることは、相手もそうしてくれていることを体験としても受け取ることにつながります。
もし、誰かのシェアを聞いて「価値判断、分析、評価、決めつけ、変わるべきだ・・・」などの思いが出てきたら、そんな自分を裁かずに「エゴの思いに気づいて、傍におく練習」をしていきます。
信頼に心が開かれていない状態の場合（不信、疑いを持っている場合）、祈りが届かないと思ったり、奇跡・具現化を受け取れないと思ったり、パートナーシップ、経済など、さまざまな”問題”を作ることにもなりますが、
目の前の方に対して「〇〇さんを信頼させてください」という思いを持ち続けることで、信頼関係を深めていくことができます。
◉誰もが”神の子”とみる練習
わたしたち全員の内側に神（大いなる存在、創造性、無条件の愛）があります。
このことを受け入れる一番の方法は「相手の中に内なる神をみること＝神の子としてみること」です。
「みることです」と書くと、「どうやって？」と聞かれることがありますが、
「相手を神の子として見れますように」と祈ること、「相手の中に完璧な光をみたい」と思い続けることで、その経験を受け取れます。
相手の「言葉、形、身体」に注目するのではなく、目の前の方の中にある「神聖性、完璧性をみたい」と思う練習をしていくことで、自分とみんなの「本来の自分自身としての輝き」が解き放たれていくことを、皆さんと受け取りたいと思っています。
誰かのシェアを聞いて「かわいそう、心配、大変な人」と思うときは、相手を神の子以外（欠けた存在、足りない存在）とみていることになり、極端な言い方をすると「攻撃の見方」となります。
「かわいそう、心配、大変な人とみることは、慈悲の心、共感」と捉えてる場合もあるかも知れませんが、
ほんとうの慈悲の心とは、相手の中の真の強さ・光・輝き・尊さを見ること・認識すること、その上で寄り添うことです。
◉シェアについて
実践する上でのご質問、奇跡の体験のシェア、気づきのシェアなどを、自由にしていただいています。
「エゴの中にいて苦しい」「このような思い込みが出てきて手放したい」など、その時点での状況を、そのままに打ち明けてくださる方もいらっしゃいます。
※「エゴの中にいて苦しい」というシェアを「聞く側」場合なども、「相手を神の子と見る」「相手の真の強さを確信する」ことで、本当の意味で支え合うことができますし、自分自身もギフトを受け取ることになります。（与えることと受け取ることは同じです）
一番大切なのは、どんな方のどんなお話も、必ずギフトになる、ということです。この認識です。
「個人的な状況」についてお話くださる場合も、「その状況において学べること、メッセージ」を皆さんと分かち合います。
なので「一人ひとりに具体的にどうしたらいいかアドバイスをする個別人生相談」ではなく、あくまで「わたしたち全員の学び、気づき、癒し」にフォーカスします。
「このことについてのringoさんの意見」を求められることがありますが、わたし個人の解釈（エゴの解釈）は何の助けにもなりません。（エゴはこの個人的解釈を求める傾向にあります）
なので「個人的な状況と、それについてのご質問」をいただいたときも、「わたしたちが実践する上での学び」「わたしたち全員が受け取れるメッセージ」にフォーカスします。
「メッセージ」というのは、（わたしも含めた）クラス全員に与えられているメッセージです。
誰かの発言を「他人事」として聞くのではなく、心を開いて、心で聞くことは、ワンネス（心で繋がっている）ことを受け入れること、実感することにもつながります。
心で繋がっていると知っている心は、孤独感やさみしさは感じられません。
シェアは強制ではありません。何も発言しなかったとしても「裁かれない、愛で受け入れてもらっている」ということを受け取る練習にします。
◉わたしが話すことについて
レクチャーだったり、その日受け取ったことだったり、ある方のシェアを聞いて答えることなど、わたしが話す内容は、すべて、わたし自身にも話していること、わたしが聞いていることでもあります。
（世界＝わたし、なので、一方通行はないのです）
わたしがエゴの話をする場合、その目的は、エゴは幻想であり存在しないこと、愛しか存在しないこと、エゴから目覚めること、です。
そして、わたしがエゴの話をするとき（これはブログでも言えることだと思います）、「特定の誰か」について批判したり、ジャッジしたりする目的ではなく、
闇を明るみに出すこと、「エゴの働き」を知っておくことでエゴとの同一化に気づき、解放を促すことだけに、目的を置いています。
エゴの話を読んで「これは自分のことだ」と思われる方がいらっしゃるのは、エゴ（ネガティブ、ポジティブなふりなど）の思考パターン・信念はみんな同じだからです。
バリエーションは豊かなように見えますが、パターンは同じ、人類集団の機能不全（居眠り状態）です。
たとえば「ジャッジメントをやめる」「外に求めるのをやめる」という表現をわたしがするとき、それは「それをしたらいけないから（それをするのは悪だから）、禁止すべきだ」と言っているのではなくて、
「ジャッジメントなど不可能だから」「外に求めるのをエゴは推奨するようだけれども、それは苦しみを増すだけだし何の解決にもつながらない、無意味なことである」という理由です。
なので「一生それをすべきではない」というのではなく「その思考パターンが出てきたら、エゴだとすぐに気づける」ことが重要です。
クラス全員でエゴを深刻視・問題視せずに、軽やかにみていくこと、開示していくこと、このように認識していくこと、知っていくことは、解放・目覚めの助けにもなりますし、このことは、クラス（グループレッスン）ならではの解放の機会であるとも言えます。
これを読まれて、はじめて参加される方は、「緊張する」「大丈夫かな」という方もいらっしゃるかも知れませんが、
重要なのは「気を楽に、そのままで素晴らしいということ」「信頼していくこと」「繰り返し練習していくこと」です。
「どうしたらいいのでしょうか？」というご質問をいただくことは多いのですが、
真の解決、鮮やかなひっくり返しの体験、奇跡、真の癒しにおいて、重要なのは「具体的にどのような行動を取るのか？」ではなくて、「心の練習」です。
※なので「具体的な行動のアドバイス」は一切しておりません。
「心の練習」というのは、わからないまま、そう思ってみること。受け入れたいという意欲。何度も繰り返し思い出し続けることです。
「できない、難しい」という思いと同一化している場合は、「そう思いたい」「受け入れたい」「手放したい」「らしいぞ」という思いがあるだけでも十分です。
「心がすべて」「心に原因がある」ということについて、クラス全体が、クライアントとヒーラーのお互いが、認識していることは、
奇跡、見事な癒し、深い解放を受け取ることにつながります。
2024年3月28日