「身の丈」についてのご質問への回答

「身の丈」についてのご質問というかご相談が続いたので、今日は身の丈について書いてみようと思います。

ご相談の内容をわたしの方で要約すると・・・

「引き寄せや自己啓発などについて調べていたところ、身の丈にあったものが大事、という話を聞いて、落胆・混乱を感じているので、それについて教えてほしい」

というような内容のものでした。

 

 

まずはじめに、ご相談内容と直接関係がないことなのですが、

他の方のお話されていることを、わたしは直接見聞きしていないので、その発信者の方が何を伝えたかったのか?というのは、わたしにはわかりません。

きっと「その前後」「全体像」というものもあったと思います。

なので、このような感じのご質問やご相談内容をいただくことは、非常によくあるのですが、一番いいのは、その発信者ご本人に聞かれることだと思います。

そして、もう一つ。これは、他の記事にも何度か書いたことですが、「他のメソッド・教えと混ぜこぜにしない」ほうがいいんじゃないかと、わたしは思うのです。なぜかって、混乱すると思うからです。

混乱して、奇跡を、本当の幸せを、苦痛からの完璧な解放を、先延ばしにしちゃってる・・・書きながら思いましたが、これは「エゴによる幸せを遠ざけるための戦略(防衛)」かもしれません。

エゴは基本的に不幸依存症です、幸せは今ここにあっては困るのがエゴ、幸せはいつも目の前にぶら下がっていてほしいのがエゴ、です。

(注)わたしたちはエゴと同一化することはあっても、わたしたちはエゴではありません

真理探究において「目指す頂点は一つでも登山口、頂点に辿り着くまでの道はたくさんある」みたいな話がよくあります。仏教、キリスト教、イスラム教、神道、いろいろあって、でも、求めてるもの・辿り着くところは、同じだよね、みたいな感じでしょうか。

それと似たような感じで、例えば「心からの幸せ」というのも、いろいろなメソッド、解説、理論、セラピー、いろいろあると思います。

それぞれ角度、視点、使う言葉が違う、ということは、あります。

このことを、受け入れていないと、混乱したり、「どっちが正しいのか?」みたいな方向に行ったり、することになることは、よくあることかもしれません。

 

 

その上で、ご相談内容の「身の丈」についてのお話、

「身の丈」という言葉を聞いて、わたしの中に思い浮かんだことをお話したいと思います。

なので、その元ネタの方というか、他の方がお伝えしたい内容とは、また別の話かもしれませんし、通づる話かもしれませんし、けれども、どちらが正しいとか間違いとか、そういう話ではないと思っています。

 

 

「身の丈」で思い浮かんだことは二つあるので、二つの記事に分けて書きます。

今回は、思い浮かんだこと一つ目についてです。

 

 

その前に「普通に考えて身の丈とは?」と考えてみると、例えば、

・お給料○円なんだから、あれをしたい、これが欲しい、こうなりたい、と思うなんて、身の丈にあってないわ・・・

・もう〇歳だから、〜〜をしたいだなんて、〜〜を望むなんて・・・

とか、そういう感じのことでしょうか?

なにか、夢や理想などが浮かんできたときに、「いやでも、それ、普通に考えて無理じゃないか?」と一旦踏みとどまって、「身の丈にあった生活を送ることが大事」とか、そんな感じでしょうか?

どうでしょうか。

皆さんは、どんなイメージが浮かびますか?

 

 

その上で、「身の丈」という言葉から、思い浮かんだことの一つ目が、

「不満や拒絶があるなら、ここを癒す」です。

不満や拒絶を癒す、と書くとまた、「この嫌な現実を受け入れろってこと?これで満足して、あとは諦めなさいってこと?」という「声」が聞こえてきそうなのですが(笑)

そうじゃなくって(笑)

ちょっと一旦その「声」は脇に置きます。一旦でいいので、脇に置きます。そもそもそういう話ではないので。

癒されたい部分は、現実どうこうとか、そういうのは、一旦脇に置いて、

自分の内側にある「不快な感じ」の方なのです。これを根こそぎ、癒していきたいのです。

とにかく、癒すのは、内側です。

内側が先、その反映が外側、です。

不満や拒絶は「エゴの思考ルートのぐるぐる」なので、この外に出たい、みたいな感じです。

不満や拒絶と同一化している状態で、これは、自ら創造性に蓋をしてるような感じなので、まずはここを癒されていく、という感じです。

ある場合においては「不満や拒絶を持っていること自体に気づいてない・自覚がない」ということもありますので、

その場合は「ただ気づく(咎めることなく、ただ気づく)」だけでOKです。

 

 

二つ目に続く・・・

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