「春になる頃・・・」

「春になる頃・・・ほにゃらら」

という言葉を聞くとき、わたしの中では「バカになった頃」と、わたしのなかで脳内変換?されることがよくあります。

「バカになった頃」と書くと、なんだか、とても、暴力的な感じ、否定的な感じ、悪い感じがするでしょうか。

もしそう感じたなら、ごめんなさい。

けれども、決して、そういう意味ではないのです。

・・・「アホになった頃」だと、ちょっと、ソフトな感じになりますか?

 

 

なぜ「春になる頃=バカになる頃」と、連想されたかというと。

「春になったら変な人が増える」みたいなことを言われることがありますが、確かに、春が近づくと、空気も暖かくなって、空も透き通って高くなったように感じます。

緑もいつの日を境にしてか、わかりませんが、突然、いきいきとしたように見えて、なんとなく、心がワクワクしてくるのです。

一つずつ、お花が増えていく様子、彩りが鮮やかになっていく様子も、たまりません。

こんな様子を見ていると、大抵のことがどうでもよくなっていくように感じられる・・・そんなハッピーな気持ちからです。

そういう意味での、バカ。

ハッピーな、バカ。

 

 

そしてさらに、ここでの、この記事での「バカ」というのは、もっと、スピリチュアリティな側面のお話です。

霊性の道・・・繰り返し自分の心を見つめて、内なる神に誠意を尽くして、奇跡を受け取る道・・・。

「この物理世界」というどう考えても「幸せではないことが起こる可能性がある世界」のなかで、

自分の見方・解釈を手放して、まったく思いもよらない見方で見せてもらうことで、この世界で本当の幸せを経験しつづける、ほんとうに奇跡な道・・・。

その上で、絶対に欠かせない、とっても大切なことは「わたしは何も知らない」「学ばせてください」という姿勢です。

 

 

エゴのストレス度高め、緊張度高め、サバイバルモードな頭の中では、

様々な解釈・外側から得た知識・情報・過去をベースとしたデータ・予測・分析・判断が、

フル回転してます。

(心の中の)口癖は「そんなの知ってる、わかってる、できてる」「どうせ〇〇なんでしょ」「ほら、やっぱり、思ったとおり」などなどです。

なぜか、このことは、この世界では、「頭がいいこと=良いこと、素晴らしいこと」と判断・評価されることがあり、エゴは大満足します。

あるいは「そうではない自分、何も知らないことはダメなことだ、劣ってることだ」と、自分を責める材料にしてしまっている、ということも、あるかもしれません。そして「だから、いろんなことを、知らないといけない。知ったら、わかったら、理解できたら、・・・」という思いが、どこかに隠されているかもしれません。

 

 

逆なのです。

逆なのです、の記事:

だから、そのままでいい。

鎧を着込んでいるならそれは脱げばいい、きっと軽くなるから、もっと楽になるから。

 

 

 

例えばですが「わかってること、知ってることが、いいこと」というエゴに耳を貸してしまっている、そんな乙女が、恋に落ちたら?

そんな乙女が「わたしも結婚して家庭を持ちたい」と願ったら?「本当に、幸せになりたい」と心から願ったら?

 

 

わたしが占い師さんだったら「きっと、桜が咲く頃、いい人と出会いますよ」と言うと思います。

 

 

デートには鎧はいらないのです。

しかし「目に見えないもの」というのは、洋服のように、意識的に着替える、ということができないのです。

無意識的なものであるから、意識を全的にしていくことが欠かせないのです。

そして、全ては繋がってるので「会社では鎧を着て、デートのときだけワンピース」などでは意味がないのです。

目指しているのは、常に、素っ裸、丸腰、手ぶら、です(もちろん、物理的な話じゃないです、心の話です)

 

 

わたしは、何も知らない。

わたしは、何もわからない。

それは、本当は、怖いことでも、恥ずかしいことでも、悪いことでも、劣っていることでも、なんでもなくて、そんなふうに自分を受け入れて心を開いたとき、自然と、大いなる流れによってこれ以上ないほど安心安全に運ばれていることを感じられるのです。

それに触れる経験が待っています。

 

 

・・・こういう話、ブログに書いているような話、エゴの話などは、特定の誰かや何かを指しているものではなくて、エゴというそのものの働きについて書いています。

なので、わたしが、わたしに言ってることでもあるのです(鏡ですし、ワンネスですし)

特に、わたしは心理学、スピリチュアルを学び始めてから、ずっとこの「わからない、知らない」のレッスンの重要性を受け取りつづけてきましたし、わたし自身も、毎日思い出しています。

なんでこういうこと書くか、というと、もしかしたら、わたしのブログを読んで「私のことを言われているのではないか」と落ち込む方がもしいらっしゃったら、

「あなた個人のことを指差しで話しているわけではなく、エゴの働きについて話ているのであって、エゴの働きなので同じですし、私自身を含めて、よくあることなのですよ」という思いからです。

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