セッションやグループレッスンで「感情を丁寧に見ていく」ということをよくします。
「感情を丁寧に見ていく」というのは・・
例えば「喜怒哀楽」というざっくりな4つの感情だったのを、もうちょっと繊細な表現を見つけていく・・というものです。
より、ピッタリ、フィットする言い回し、というか。
それで、わたしの方でも参考になりそうなもの(豊かな感情の表現の一覧表みたいな。多分100以上はある気がする・・)を紹介したりするのですが、「感情ってこんなにあるんですね!」と驚かれる方が多いです。
そして、たくさんある「感情」から、今の自分に一番フィットするものを見つけていく・・。
これを、繰り返す・・。
例えば「内観がすごく苦手でできない」という方も、これだけでも、気づきを受け取ったり、より心の深いところまで潜れるようになったり、するものです。
内観や、深掘りができない、難しい、という方も多いのですが、意外と簡単なんですよ・・!
確かに「他のことは自分でも見れたけど、このことだけはどうしてもうまく見れない」というようなこともあって、それは、わたしにも経験があります。(そのときのために、さまざまなセッション、カウンセリング、ヒーリングがある)
「感情の種類」みたいなものは調べると、いろんな本が出ています。
有名なところでいうと「エイブラハムの感情の22段階/感情のスケール(書籍 新訳 願えばかなう、エイブラハムの教え)」でしょうか。
先日、最終回の継続コース(7回)を終えたクライアントMさんは、最終回のときに「そういえば、たまたまふと久しぶりにエイブラハムを読んでみて・・」って感じで、
「セッションを申し込んだときは、22の絶望とかだったけど、今は5の楽観など、上の方にいることが増えてきました」
と教えてくださいました。
これは、とっても嬉しいですね〜。
よく現実創造・具現化・引き寄せの法則系などでは、
エイブラハムの感情のスケールの
「22〜9」のときはとにかく浄化、
「8退屈」が分かれ道で、
「7満足・納得(現状肯定・ニュートラル)」から「思う、望むー体験を受け取る」
みたいになる・・なんて言われることがあるようです。
それでよくあるのが、本当は「22〜9」の感情が残ってるのに、引き寄せるため、具現化するため、幸せな現実を創造するため、に、
「22〜9」の感情を無視しちゃうことです!
それで、ここで重視しているのは「抑圧、否認」なんですよね。
「抑圧、否認」されたものは、必ず関係性や出来事、状況などに投影されますが・・
それを「波動が低い人は避ければいい」「嫌なことはやめて、好きなことだけやればいい、自分の好きなことを大事にすることが大事だもん(だって、引き寄せの法則だもん、自分が愛の周波数でいることが大事だもん)」「快不快を大事にすることが大事だもん」みたいな感じになっちゃってるパターンは、意外とよくあります。
確かに「自ら飛んで火に入る夏の虫」みたいになる必要もないですが・・
不快な出来事・感情というのは、自分の内側と切っては切り離せない話なので、このように捉えることで、原因と結果は切り離すことができない、原因は内側にある、という法則からズレることになります。
なので、それが、悪いってことではなくて、その投影されたもの、抑圧否認されたものは、
本当の意味での、一生失われることがない宝を受け取るための鍵であって、
奇跡の体験として受け取れる、という感じです。
なので、「22〜9」のときはとにかく浄化、と書きましたが、
この浄化の間、奇跡を受け取りながら浄化されていく、みたいな感じです。
なので、奇跡自体は、「22〜9」のときだからこそ受け取れる、という感じです。
それで、自分が抑圧しているかどうかわからない、感情は安定してるけど・・という方もいらっしゃるのですが、
その場合は、祈ると、わかる、という感じです・・笑
祈ると、現実で受け取る、体験として答えが出てくるからです笑
これは(本人にとって)一見嫌な出来事が現れる場合もあれば(この場合は、ここからどんな自分も愛する、という感じ)
ご本人も「一体、何が起こった!?」ってほど、突然、職場で評価されて出世して収入がアップしたり、突然、異性からのお誘いが増えてモテモテになったり、まとまった金額を受け取ったり・・ということがあります。
それで、ここで「こんな物欲的な、現世利益的なことが叶っていいんでしょうか」みたいになるパターンもあるのですが、そういうもんです、まさにそれです、という感じです(笑)
いずれにしても、安心していていいし、ご本人にとってのとびきりの幸せが待っています。
Mさんの場合、セッション1回目のときは、感情も「22〜15」あたりだったのですが、
現実面も、これでもかっていうほどのドラマの中にいらっしゃって、自責と他責、罪悪感と復讐心・・などの感情が溢れ出でいました。
人生全体を振り返るようなセッションで、セッション1回目後からたくさんの奇跡の体験、流れ、を受け取っていらっしゃっていました。
それは、本当に「わたしはあなたを愛しているし、今も今までもずっとこうやって気にかけてるんだよ」というメッセージでもある感じでした。
セッションでは、なぜかほとんど毎回、天国のお父様がお見えになって、無条件の愛、メッセージにわたしも癒されました・・。
※継続コース自体は、こんな感じで、毎回「いかにもスピリチュアルセッション」みたいになるわけではないのですが、たまに、そうなります。これは、わたしがコントロールしてる話では一切ないので、わたしも、「おお・・今回はこんな感じなんですね・・」という感じです。
感情スケールを使って話すと、
「8退屈」あたりからは「わたしが本当に望んでいるのは何か?」というところをしっかりと見つめて、本心と一致して、いきたいですね。
この「わたしが本当に望んでいるのは何か?」というところ、自分の本当の本音と、深く一致できればできるほど、
「溢れ出る幸せ、喜びの日々」の土台がしっかりとして、ぶれない感じになっていきます。
継続コースは全部で7回あるのですが、
そのときどきのクライアントさんの状態に合わせて、オーダーメイドな感じでしていくので、
この「わたしが本当に望んでいるのは何か?」というところ、自分の本当の本心、本音、というものも見ていきます。