誰かの、特にご両親やご家族などの、
「悪い面」「嫌な面」を見て、そうならないようにしよう、
と思うとき、
その人をダウンロードしたまま、ということがあります。
「その人の悪い面、嫌な面」という見方で見たまま、その「その人の悪い面、嫌な面」をダウンロードして、軸にしたまま、
つまり、他人軸、その人軸のまま、
他の言い方をすると、
(例えば、その人がお母様だった場合)
脳内母親と共に生きているまま、ということになります。
ちょっと、きつい言い方に聞こえてしまう方もいるかも、しれませんが、
これでは、どんなに経済的、物理的に自立をしていたとしても、心は依存したまま、ということになります。
逆に。
例えば、ご両親と仲が良くて、尊敬している、憧れている、という場合で、
ご両親がとても自由で縛られない考え方の人で、自分も自由な縛られない考え方の人、という場合も、
一見、ご両親からも自由なように見えていて「ご両親軸のまま」ということがあります。
ご両親に憧れて、心はご両親を軸にしたまま。
この二つのパターンは、意外と、気付きにくいことが、あるかもしれません。
これがダメだ、とか、依存がダメだ、とか、親と仲が良くて尊敬しているのがダメだ、とかでは、もちろんありません。
本当の自分じゃない自分を軸にしていたことに気づくことで、
自然と、本当の自分に戻る、戻っていく、深まっていく=すべてうまくいく、
自然と、やりたかったことがわかるようになる、自然と自分の本音で話せるようになる、道が開けてくる。