インスピレーション・直感・本音

インスピレーション、直感。

そして「本音、本心」について。

これは、全部、異なるので、一旦整理のために書いてみたいと思います。

 

 

◉インスピレーション

インスピレーションは、大いなる存在(=無条件の愛の存在、神聖な存在、内なる神、神様、高次の自己などなど)によるもの、大いなる存在と一致した状態、みたいな感じです。

愛の状態、みたいな感じです。

 

 

◉直感

直感は、例えば「なんかこんな気がする」とか「こうなりそう」とか「こっちな感じがする」とかというもので、予感というようなこともあると思います。

これは「過去のデータ」をベースにしているものなので、過去の記憶の再演、再生、ということもできて、究極的な言い方をするとエゴです。

直感は、「当たる」こともありますし、「いいもの・頼りになるもの」という感じがしたり、「自分を守ってくれる存在からのもの」という感じがすることもありますが、

「過去、記憶」をベースにしているので、直感を受け取ったときは、浄化すること(一度祈りを通すこと)が大切です。

直感は無視すべきとか、従うべきとか、そういう話ではないです。

浄化する、純化することで、その後の体験は、全然違うものになります。

一度祈りを通すと、例えば「嫌な予感」みたいなものが、「ある意味で当たる」のですが、「嫌な」という部分が浄化されて、調和な方向に流れていく、という体験になることもあります。

(わたしの体験談)

ここから、わたし個人の体験談です。

あるとき「やたら直感が当たるんだけど、なんだか不穏な感じ」という体験が重なっていたときがありました。

「嫌な予感」がやたら浮かんできて当たるとか、何も考えずに口走ったことが、たまたまその人にとっての「秘密」みたいな感じでその場を凍り付かせるような体験や、不審がられたかもという体験が続いたことがあったのです。

しばらく「うーん(困)」となっていたのですが、あるとき「直感を浄化する」ということにやっと気づき、

しばらくの間「直感を受け取り、祈りを通す(浄化する)」ということをコミットして、意識的に思い出すようにして、練習していました。

この間、内観もしていたのですが、芋蔓式に、さまざまな浄化案件が出てきてました。

例えば「未来を自分が予測しておきたい、そうできることは自分にとって都合がいいことだ」などです。

よく考えてみれば、自分にとって都合がいいとも限らないし、全体にとっても都合がいいとは限らないし、「未来を自分が予測していること」と「未来が光に照らされていること、今幸せであること」ということは、全く違うことということがわかります。

このようにして、気づきを受け入れて、一番嬉しかったのは、やはり、「嫌な予感・直感」が、思ってもみない素敵な体験として受け取れたことです。

 

 

◉本心、本音

「ほんとうの自分の気持ち」を、直感やインスピレーションと混同している場合も、よくあるようなので、本心についても書いてみます。

混同するのはエゴによる抵抗のようなものなので、エゴと同一化したままとなり、「なかなか抜け出せない感じ」になることもあるようです。

究極的に言えば、本心というのは、愛の状態、愛と一致した状態(インスピレーション)です。

そして、その状態では、奇跡を受け取ったり、自然といい流れに乗ったり、という感じになります。

そのために「玉ねぎの皮を剥く作業(内観、浄化)」をするわけですが、

この内観や浄化のときに「自分の本当の気持ち。建前じゃなくて、今、正直に、素直に、自分が感じていること、思っていること」を直視できない、認められない、という場合もあって、これだと、「時間がかかる」ことになります。(時間がかかる原因)

自分が自分の正直な気持ちと向き合えない場合・・・この場合は、自分に対するジャッジメントや問題視、分析、禁止がある場合がほとんどなのですが、

この自分と自分の関係性は、自分と誰かの関係性にも現れます。

なので、意識的にせよ、無意識的にせよ「誰かに対して、本当の気持ちをまっすぐに伝えられない」というパターンを持っています。

この場合、誰かに対して自分の気持ちをそのまま伝えるようにする、というよりも、

まず、自分が自分の素直な正直な本音をただみていく、内観していく、浄化していくことで、

相手に直接どうこうしなくても、関係性が自然とよくなっていく、ということは、

非常によくあることです。

ここが、不思議だという方もいらっしゃいますが、セッションでは日常茶飯です。

なので、どんなネガティブでも、マイナスでも、ブラックでも、攻撃的な思いでも、

なんでも、まずは、自分が自分の素直な正直な気持ちを認めていくことが、とっても大事なんですね。

相手に対する思いは、すべて自分に対する思い。相手への扱いは、自分への扱いだからです。(鏡)

※この内観が苦手、うまくできない、という場合は、個別カウンセリングやグループセッションなどを受けるといいと言われています。

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