自己否定、恥、罪悪感

「自分の頭の中のおしゃべり」を、丁寧に、丁寧に、聞いていく。

必要と感じる場合は「自分の頭の中のおしゃべり」を、そのまま文字に起こしてみる(ノートに書き出してみる)。

すると、「自分が自分を否定している(自己否定)」というところに、たどり着きます。

ひとことでまとめるなら「自己否定」という感じです。自分には価値がない、愛される価値がない、〇〇な自分はだめだ、できない、などなど、です。

自己否定、というのが、先にあって、自己否定するために、比較したり、「きっと起こりうるに違いない恐ろしい未来」に取り憑かれてしまったり、「でも・だって・どうせ」を繰り返していたり、するのです。

自己否定、自分への問題視、というのが、先にあって、そして、そんな自分を隠蔽して、外側を、否定したり、批判したり、問題視したり、するのです。

外側の否定、批判、問題視・・・これは「隠蔽上級クラス」では「一見頼もしいアドバイザー」「いつも助けてあげる人」「革命家」「正義の味方」のような形を、とることがあります。絶対に許せない自分、絶対にみたくない自分を、「外に見て」、そして、さばいている、否定している。

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もう一度、書きます。

「自分の頭の中のおしゃべり」を、丁寧に、丁寧に、聞いていく。

必要と感じる場合は「自分の頭の中のおしゃべり」を、そのまま、ノートに書き出してみる。

すると、根底は、「自分が自分を否定している(自己否定)」というところに、たどり着きます。

「自分が他者を否定(批判、分析、評論)している」これも、自分が自分を、です。

そして、内側が先、外側があと、です。

心の奥に持っているもの、それが、自己否定でも、愛でも、それを、外側に映しみているのです。

自分と自分の関係性が、どこまでも、世界に、映し出されているのです。

これが、法則です。

現実創造や真理や内なる平和などを「真に理解して、実感する」のであれば、最初に受け入れる必要がある、法則です。

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繊細な方が、とても、苦しむ感情、トップツー、というくらいなものが、恥と罪悪感、です。

恥。みじめさ。

自分を蔑むような嘲笑うような誰でもない誰かからの視線。

なんて、自分は、馬鹿で、惨めったらしいんだろう、というような、感覚。

そして、自己憐憫のような、自己憐憫ではないような、なんとも言えない、あの、自分が惨めで恥ずかしくて、なさけなくて、みっともなくて、どうしようもないような、あの感覚。

罪悪感。

自分は非常に悪いことをしてしまった。

大切なあの人を、深く傷つけてしまった。

大切なあの人に、迷惑をかけてしまった。

みんなに、迷惑をかけてしまった。

もう、取り返しはつかない。後悔。自責。罪の意識。

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恥と罪悪感。

これは、きっと、イブやアダムが、蛇に唆されて、「禁断の果実」を食べたときに、最初に、感じた、感覚。

純粋で、素直な、神の芸術作品である、イブは、その純粋さ、素直さゆえに、「蛇のしつこい誘惑」を信じてしまいます。

そして、禁断の果実を、食べてしまいます。

アダムを心から愛していたイブ、アダムが大好きだったイブは、神様との約束を忘れて、「この美味しい果実を、アダムにも食べさせたい」と、思うのです。

神様との約束を、忘れちゃってたのです。

それほど、蛇の魔力は強烈なのです。そして、イブは、純粋で、素直な、神の芸術作品です。

イブは、アダムを、心から、愛していて。

一緒に「美味しい」と、ふたりで、感動したくて、アダムを、誘ってしまったのです。

アダムも、イブを、愛していて。イブのなかにある蛇の誘惑に、気づけなくて、神様との約束を忘れて、禁断の果実を、食べちゃったのです。

そんなふたりが、最初に、体験した「ネガティブ感情」みたいなのが、恥と罪悪感。

だったのではないかな、と、思ったり、することが、よくあるのです。

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恥と罪悪感。

これは、脳で思考する、という能力があるなら、あっても、なにも、不思議ではない。

たまに「恥なんかない」「罪悪感はない」とおっしゃる人もいるけれども。

恥や罪悪感、そのほか、分離・エゴとの同一視による、ドロドロしたあの気持ち、考え・・・

これに苦しんで、苦しみ抜いて、そんな自分さえも否定して、他者のことを否定することもあって、そんな自分にまた罪悪感を感じて、それでも人生を諦めきれない人って、

愛をどこまでも照らしていく人、真に全体に癒しを広げる人、芸術家(広い意味で)

・・・そんな「神様からのギフト」を、持ってらっしゃる方、だと、思うのです。

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