今回は「目に見えない世界」や「現実創造」などについての学びを深めているとよくある「混乱」を整理整頓するお話をしてみたいなと思います。
たとえば「すべて決まってる」と「引き寄せの法則」の両方を知ったとき、矛盾するように感じて理解苦しむとか、混乱するという場合があるので、このことについての補足事項です。
この記事では「源:精神世界:物質世界」という3つの言葉を使い、3つの視点から解説してみようと思います。
(1)源
源。ワンネス。
+もーもない。
「すべて決まってる」とみえます。
(2)精神世界
精神世界、スピリチュアルなど。(1)から発生。+と−が生じた。
「目に見えないもの(エネルギー)」が主体、自由に創造しています。
精神、心、霊など。(例)引き寄せの法則、潜在意識、無意識、催眠療法など。どれだけ自由に想像できるかどうか、思えるかどうか、などもあります。
たとえば本質を見抜く能力が高い人は、スピリチュアルの視点にいながらワンネスを深く理解しようとすると、矛盾が生じたように感じて混乱する場合があります。
(3)物質世界
物質世界、目に見える世界。
(1)→(2)→(3)という流れで発生した世界。
目に見えるもの、物質、肉体などが存在するので、さまざまな体験ができます。
自由に創造したものを、受け取り、体験し、楽しむ世界。
さまざまな体験をするために、分離、制限、限定、限界が前提となります。
物質世界は、現実創造というよりすでに受け取って体験しているという世界ですが、「幻想を信じ込んでいるため、人生がうまくいかない、苦しい」となる世界でもあります。
全体像のお話
源→精神世界→物質世界という流れで発生しています。
そして、源、精神世界、物質世界では、それぞれ見え方が違うので、それぞれの見え方からの「真実」をもっています。
なので、どの真実も真実で、ほんとうは矛盾していません。
源→精神世界→物質世界という流れで発生していますが、「物質世界→精神世界(→源)」という流れだけで見たり、それぞれの異なる真実をすり合わせたいと思ったりすると、混乱することが多いようです。
たとえば、(2)精神世界の学びを長年深めてきた方などは「すべては幻想です。”わたし”もこの世界も幻想なのです。すべて決まってます。以上!」というような話に触れると、「ガーン」ってなる、ということはよくあるようです。
矛盾を受け入れるというよりかは、3つの真実があり、3つとも真実である、というように分けて考えるといいかも?しれません。
自由な現実創造について
(2)精神世界は自由です。
しかし、そんなの難しいとなったり、精神世界でも恐れの世界をみたり、ということがあります。
もうちょっというと「それも可能です」という感じです。「愛にも恐れにも対応してます!」みたいな。だから怖い幽霊さんも、癒しの天使さんも、います。どちらも”自分”が創造しました。
「自分の内側の世界」に深く寄り添わないまま、スピリチュアリティの学びを進めていくと、「今ここ」「すべてに感謝」「すべてを受け入れる」というようなことが、虚しく感じられ、虚無感や無気力感に襲われる、という場合もあります。
なぜわたしが「たったひとつの愛」ということなどをブログに書き出したかというと、”わたし”は”ほんとうのわたし(=真我)”に目醒めたくて、真我への願望に近づけば近づくほど叶えられる確率は高くなるからです。
(※)
- ”わたし”:願いを叶えたい、問題を解決したいと悩む等のわたし
- ”ほんとうのわたし”:宇宙としての真我、もともとの状態
3種類の視点があってそれぞれの真実があります。
そして「スピリチュアルは芸術のようだ」と思います。