エゴは深刻視しないのがコツ

エゴは、人類の集団的な機能不全です。(参考書籍:エックハルトトール/ニューアース)

それで、たとえば、自己否定やジャッジメントやコントロール欲求や恐れや罪悪感や不平不満や万能感などを、

「自分のもの!」と見るのではなくて、

ただ「集団的な機能不全のあらわれだ」と認識することができると、それだけでもう、かなり、すごい、これは大事なことなのです。

そして、エゴは幻想ですから、

笑い飛ばすのが一番ですし、幻想だからこそ、信頼できる相手や仲間などにそれを打ち明けられる、ジャッジメントなく聞いてもらえるというのは、それだけで、大きな浄化につながるものです。

 

 

けれども、なかなか、エゴの中、まさに沼にはまり込んでしまっているときというのは、そうは思えません。

「ああ、自分は今、エゴの中だ、この苦しみはエゴの働きだ」と認識できれば、

それだけでも、ものすごい時短、想像を絶するほどの時短なのです。

なので、どうしようもないほど、毎日繰り返してしまう怒り、罪悪感、自責などがある場合は、「ああ、これはエゴのはたらきだ」「今、エゴと同一化している。エゴが問題なのではなくて、エゴと同一化していることが苦しみの原因なんだ」と、ただ、思い出すだけで、十分なのです。

けれども、エゴは「早くなんとかしなければならない、早く、対処法、改善策、解決策を、見つけて、手を打たねばならない!!!!」というかもしれません。そして、この手に乗ってしまうと、焦り、イライラ、自責・他責などで、ますます、苦しくなってしまうものです。

「早くなんとかしなければならない、早く、対処法、改善策、解決策を、見つけて、手を打たねばならない!!!!」

「このままではダメだ!!今のままではダメだ!!」という声こそ、エゴの信念なのです。

なので、「ああ、これはエゴのはたらきだ」「今、エゴと同一化している。エゴが問題なのではなくて、エゴと同一化していることが苦しみの原因なんだ」と、ただ、思い出すだけで、十分なのです。

 

 

不思議なことに、ただこれだけで、自然と「選び直す」とか「決断する」ということが、自然とできるようになってきます。

なかなか時間がかかってしまっているとき、そして、タイムラグなどが気になるときなども、この「決断する力」というのが内側にあるということを忘れてしまっていたり、「内側への信」からズレてしまっているときだったり、するのかもしれません。

奇跡というのは、時間をカットしていくというか、時間を超えていくみたいな感じなので、日々、たくさんの奇跡を受け取っていくことを、大切にしていきたいです。

エゴは「解決すべき悩み、問題」をどんどん運んできますが、無条件の愛は奇跡(頑張らない苦しまない問題解決)をどんどん運んできてくれます。

 

 

そうしていく中で、エゴや無条件の愛と戦うマインド、戦闘マインド(自覚がない場合もよくある)から、自然と「感謝で受け取る」へと変わっていきます。

そのときに、受け取れるのは、「自分は本当にこのままでよかった」ということ。

本当に、素晴らしい体験を、たくさん受け取るようになる中で、「自分が受取拒否してただけで、幸せはいつも待ってくれていた」ということも、感じられるようになります。

 

 

内観、浄化は、確かに「とてもつらく感じられる時期」というのはあると思いますが、本当は、本来であれば、自分にとってとても優しいものです。

 

 

この「ただ、淡々と、継続する」「繰り返す」ということが、なぜ、そんなに重要かというと。

「エゴを選ぶ筋肉ばかり使ってきた」みたいな感じなので、真逆を選ぶ筋トレが必要、という感じでもあります。

今までとは、逆回転させていく、みたいなイメージです。

なので、違和感があったり、しっくりこなかったりすることも、よくあることなのですが(わたしも最初、そうでした)、それでも続けていくことで、必ず、誰でも、受け取れます。

どんなに遠い道のりに見えたとしても、内側に原因(内なる神)ということを受け入れて、祈った時点で、結果は確実なのです。

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